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ハイジの物語の世界観が広がるエンガディン地方

日本でも多くの人に愛されて続けているTVアニメ「アルプスの少女ハイジ」は、スイスの作家 ヨハンナ・シュピーリが1880年に発表した物語「ハイディ」が原作になっています。ハイジの原作は世界各国で翻訳がされ、書籍をはじめ、アニメ、演劇、映画、テレビドラマなどで紹介されてきました。 

日本のアニメ「アルプスの少女ハイジ」では、スイス中央部にある観光エリア「ユングフラウ地方(ベルナー・オーバーラント地方)」の風景をモチーフにしたそうですが、本家本元「スイス版ハイジ」のTVドラマや映画製作のロケ地として選ばれたのは、スイス東部グラウビュンデン州の山間の村「ベルギューン」、「サヴォーニン」や、エンガディン地方の「サン・モリッツ」や「シルス」、「マローヤ」周辺です。 

 

それは、エンガディン地方が今でもアルプスの伝統的な生活様式や文化が守られているエリアであり、スイスの撮影クルーがイメージするハイジの世界がエンガディン地方には沢山残っているからなのです。

スイスの中のスイスと言われる「エンガディン地方」では、あなたもきっとハイジ気分になれるでしょう!

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サンモリッツ「ハイジ・フラワートレイル」

世界中のセレブに愛される高級アルペンリゾート「サンモリッツ」のハウスマウンテンには、「ハイジ・フラワー・トレイル」と呼ばれるトレイルコースが整備されています。 

サンモリッツ・ドルフの中心部からケーブルカーで行く、コルヴィリア展望台の中間駅「チャンタレッラ」から「ハイジヒュッテ(ハイジの山小屋)」まで、林道を抜けてサンモリッツ湖を見下ろしながら歩くコースで、お子様から年配者まで誰でも楽しめるトレイルコースです(所要約1時間)。 

 

ハイジヒュッテは、1979年スイス版「ハイジ」のTVドラマ制作時に使用された 築 200年の伝統の山小屋を移設したものです。 

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TVドラマ「ハイジ」の撮影地  小さな集落グレヴァザルヴァス

現在サンモリッツにある「ハイジヒュッテ」は、もともとこの集落に移築され撮影に使われていました。シルスとマローヤの中間付近にあるグレヴァザルヴァス Grevasalvaは、僅か20軒ばかりの農家と納屋のみの小さな集落です。

もともとブレガリア谷の農民が夏の間の放牧地としてここに移住した歴史があり、今でも昔ながらの生活スタイルが息づいています。緑の牧草と眼下に広がるシルス湖、そしてベルニナとブレガリアのアルプスに包まれたこの小さな集落はまさに別世界。 ハイジの時代の生活が残っています。

 

標高1941mのグレヴァザルヴァスに行く方法は、シルス湖畔のプラウン・ダ・レイPlaun da Lejからの上がる健脚者向けのハイキングのみになります。 

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エンガディンのささやき

Whisper from Engadin

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