エンガディンからの招待状
- silstravel
- 2023年3月13日
- 読了時間: 4分

私にとって #エンガディン は、日常生活に流されて知らず知らずに鈍ってしまう感性やココロのゆとりを取り戻せる場所の一つです。そもそもスイスとの縁について考えてみると…
ベタなのですが「#アルプスの少女ハイジ」のテレビアニメ。とにかくハイジとペーターの山の暮らしに憧れてた幼少期。その後、小学校の社会科の授業でスイスが永世中立国であることを学ぶと、単純に「戦争のない平和な国」というイメージから子供ながらに「なんて素晴らしい国!」と思ったことを今でも鮮明に思い出します。
初めてスイスを訪れたのはツアーコンダクターとしての添乗業務。夏の人気ツアーということもあり何度も添乗しましたが、その当時は出来れば行きたくないデスティネーションでした (苦笑)
というのもスイスは、天候の条件によって盛り上がりが左右されてしまう添乗員泣かせのツアーの1つです。ツアーに参加するお客さまは皆、パンフレットに掲載された絶景が必ず待っていると信じているものです。私も1度どうにもこうにもならない程にことごとく毎日雨模様のツアーになったことがありました。その時のグループの重苦しい空気感…今でも忘れられないほどの苦い経験です(涙)
そんな #スイス にすっかり魅了されたのは・・・ ツアーコンダクターを引退し東京でのサラリーマン生活を始めて1年が経った頃、慣れない生活スタイルから原因不明の全身蕁麻疹やストレスに苦しめられる日々、何故か頭に浮かぶのはスイスの山々とその凛とした空気の感覚。まるでスイスの山々に呼ばれているような… 「よし!思い切って1人でバックパッカー気分でスイスを回ってみよう」それが 私のスイスに呼ばれた旅の始まり。
2007年7月のことです。

特に頭に浮かぶのは、エンガディンの美しく小さな村 #シルスマリア とその奥に延びる静寂の #フェックス谷 の景色や山岳ホテル。ツアー中のフリータイムのご案内として一度だけ訪れた場所でしたが、その時の光景や風の優しさが恋しくてたまらないのです。
しかし、当時の私が思い出せる情報は村の名前が #シルスマリア だったということだけ。インターネット検索により、#フェックス谷 のこと、山岳ホテルの名前などの情報を収集し、恋い焦がれる思いでスイスへの一人旅に出ました。
※フェックス谷やホテルフェックスについての旅Blogはこちらをご覧ください。
静かな山間のホテル「Hotel Fex ホテル・フェックス」July 2007
http://cadocci.blogspot.jp/2015/03/hotel-fex.html
湖畔の小さな村「Sils Maria シルス・マリア」July 2007 http://cadocci.blogspot.jp/2015/03/sils-maria.html

数年ぶりに訪れたフェックス谷にはトラノオが咲き乱れ、谷は一面ピンク色の絨毯。穏やかな静けさに包まれているその場所は、まるで天国に来てしまったのではないか?と思わされるほど心地良く、優しさに包まれているように感じるのでした。
滞在中は周辺の森や湖畔をのんびりと気ままに歩いて過ごすだけ。
それでも、心が歓びで溢れて来るのを感じます。煮詰まった頭の中の霧が晴れていき、五感がどんどん目醒める感じ。パワーが充電されて自分が生まれ変わったかのよう!
自然はいつでも私達のそばで惜しみなくエネルギーを与えてくれている存在。私達だって自然界の一部なのだから自然と寄り添わずして生きて行くことなんて出来ないのだなと…
そのようなコトを気付かせてくれたのがエンガディンの旅でした。
日常の生活や価値観から隠れて身も心も朗らかになれる旅。
元気のなくなってしまったココロや鈍った感性を取り戻せる旅。
このような旅のスタイルを広めていきたいという思いから、2015年にエンガディンの情報発信プロジェクト「#エンガディンのささやき/Whisper from Engadin」を始め、2016年2月「SILS TRAVEL/#シルストラベル」の開業に至りました。
私の一番のお気に入りの場所
エンガディンからの招待状が皆さんの元にも届きますように。
2016年4月28日



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